初めての人工授精
不妊治療に取り組もうと思って初めて病院を訪れてからわずか10日。
私は初めての人工授精を行っていました。
私たち夫婦が長い間レスで、私自身がもうそういう行為をあまり積極的にしたいと思えなかったこともあり、どうすればそんな夫婦が子供を持てるのだろうとどこかぼんやりと考えていた数年間。
それがちょっと動き出したことで、すごい速さで、事態は動いていきました。
不妊治療の初めはタイミング法を勧められたりもしますが、私は検査の結果膣の入り口が狭く、痛みが強い。
そして主人は精子の運動率が悪いこともあり、タイミング法ではなく、人工授精と体外受精特に顕微授精を早くに勧められました。
そのことについてまったく悲しみも抵抗もなかったので、まずは一度人工授精からトライしてみることに。
体外受精(顕微)を早めにしたほうがいいと最初から言われていましたが、体外受精の費用を考えると、その前に数回人工授精にトライして運よくできたらいいなと考えました。
当日主人の精液を提出し、受けた人工授精は本当に痛みもあまりなく、あっという間のもので、これで本当に大丈夫なのか?と思うほどでした。
診察の時間なんてわずかで、お会計の待ち時間のほうが長いくらい。
そして費用は37090円でした。
次の生理予定の頃まで飲むホルモン剤も出ました。
(別に主人の精子検査をもう一度してもらったので+1万かかりましたが)
人工授精で妊娠する確率は、自然妊娠よりもわずかに高いながら一度で妊娠する確率はわずか20パーセントほどなんですよね。
だから何度か回数を重ねる人がいるみたいですが、それも3回くらいまでかなと先生に言われました。
また今回排卵日に合わせて人工授精をしたあと、出来たら自宅でタイミング法も試してみてとも言われました。
これ、なかなか難しいですよね。
一応トライしましたけど、タイミング法はうまくいきませんでした。
そんな時、主人がアマゾンで購入したものが、「シリンジ法」と呼ばれるシリンジキットです。
こちらも自宅で数回併用してみました。
シリンジキットは私たち夫婦のような通常の性交が難しいカップルや、忙しいカップルには手軽に始められておすすめです。
今回人口受精を受けた数日後、予定が合ったため夫婦で参加した『不妊治療勉強会』は専門の技術職の方から体外受精について話を聞けたので、主人のほうがすごく勉強になったと喜んでいました。
この先、人工授精から体外受精・顕微授精へとステップアップも考えていたので、費用の面だけでなく、医療の面でもしっかりとわかりやすく勉強できる機会があれば夫婦で参加したいなと思っていたので、クリニック主催の勉強会はためになりました。
ぜひ不妊治療について疑問がある方は夫婦で一度こういう会に参加されるのをお勧めします。
行くまでは億劫でも、行ってみると、たくさんのことを知ることが出来、妊活について学べる良い機会だと思います。