初めての便秘―妊婦になって
二週間後、もう一度クリニックを受診したときも、まだ赤ちゃんは小さすぎて、出産予定日は分かりませんでした。
この頃になるとつわりの症状も出始め、車に乗ることも億劫で、昼間はすごい眠気に襲われるようになっていました。
そのため今まで続けていたパートも3月いっぱいで退職させていただくことにしました。
食事も食べれるもの、食べられないものが出てきて、吐くほどではないものの気持ち悪い日が始まりました。
この頃よく食べていたのがレモンやパイナップル、リンゴやオレンジです。
フルーツは酸味があって食べやすくて、空腹になると気持ち悪くなっていたので、それをよくつまんでいました。
またこの頃から便秘になりました。
私は人生で今まで一度も便秘になったことがなかったので、何日も出ないということがこんなにも辛いものなのだと初めて知りました。
3月中には便秘のため、あまりの腹痛に苦しみほぼトイレで過ごした日がありました。
便意はあるのに出ない。
おなかに力が入らない。
しまいには足に力が入らなくなって、ふらふらになってしまいました。
トイレからベッドまで行くのも辛くて、トイレに毛布と暖房器具を持ち込んで、そこで水分とヨーグルトやフルーツを食べる1日でした。
本当に、この日のことは忘れられません。
この日、便秘とは怖いものだと思い知ったので、この日から便秘にならないように食事に気を遣うようになりました。
まず一日一本はヤクルトを飲み、朝食はシリアル、ヨーグルト、フルーツ。
夕食の時には酸化マグネシウムの錠剤を時々意識して取るようにしています。
その他、野菜ジュースを飲んだり、水をなるべく取るようにして、二度とあんなに痛い思いをすることがないように気を使っています。
そのためかそれ以降、あれほどの便秘で苦しむということは今のところありません。
ネットでは便秘しらずの人も便秘になるとよく書かれていましたが、本当にそうなるんだと実感しました。
この先さらにおなかが大きくなってくれば来るほど便秘になるようなので、なるべくならないような対策をしていきたいと思います。